
早いものでもう5月。皆様いかがお過ごしでしょうか。5月はツツジがきれいに咲く頃ですね。ツツジの花言葉は色でそれぞれあるみたいです。白:初恋 赤:燃える思い ピンク:恋の喜び 紫:美しい人 だそうです。皆さんはどの色のどの花言葉が好きですか?ツツジは日本人に古くから愛されてきた植物で万葉集の歌にもでてきます。中でも人気だったキリシマツツジは平和が続いた江戸時代、手柄をあげられなくなった武士が内職として栽培始めたものだとか。時代も身分も問わず、可愛らしい女性のように愛されてきたツツジには「恋の喜び」など、恋愛に関係する花言葉が多くつけらています。
支部総会が開かれました
4 月 12 日(日)長崎障害福祉センター(茂里町ハートセンター)にて開催され、会員 4名 非会員1名 その他装具販売店2 社(4 名)が参加。令和 7年度の決算報告や令和 8 年度の予算・事業計画が賛成可決されました。総会終了後には交流会を実施しましたので、その内容をご報告いたします。委任状を出された方ご協力ありがとうございました。
交流会の概要
この交流会は、オストメイト(人工肛門・人工膀胱保有者)の方々が集まり、日常生活での悩みや工夫、装具に関する情報、将来への不安などについて自由に語り合い、情報交換を行う目的で開催されました。参加者はそれぞれの経験を共有し、互いにアドバイスを求め合いました。
参加者の自己紹介と現状共有
黒田 純寛 (支部長)
45 歳で手術し、永久ストーマ(コロストミー)を造設。当初は漏れや匂いに悩み、公共交通機関の利用に恐怖を感じていましたが克服。現在は看護師として復職し、肺への転移のため抗がん剤治療中です。
参加者 (A さん )
ストーマ造設から 1 年半が経過。職場環境に恵まれ、以前と変わらず勤務しています。最初に勧められた装具を問題なく使用していますが、他の製品の特徴も知りたいと考えています。公共交通機関の利用に抵抗はなく、海外にも渡航経験があります。
B さん (88 歳)
ストーマ造設から 5 年半が経過。胃がんの手術も経験しており胃がないため、逆流性食道炎や貧血があります。外出時は前日から絶食し、ストーマを空にする工夫をしています。一番の心配事は、自身が寝たきりになった際のストーマケアです。
C さん
先天性の鎖肛のため長年排便コントロールに苦労した後、ストーマを造設。失禁の心配がなくなり、かえって安心している面もあると語りました。最近、脱腸(傍ストーマヘルニア)の症状があり、対応に悩んでいます。
D さん
ストーマ保有歴は約 10 年。心臓病や肝細胞がんなど複数の疾患を抱えています。免許更新時にストーマが膨らんで困った経験を共有し、装具や関連用品の値上がりを心配しています。
装具(パウチ)に関する情報交換
- 製品の比較と特徴: 様々な製品を試すことへの関心が示されました。特に、イーキン(Eakin)は高価だが漏れが少なく高品質であるとの意見がありました。コロプラスト社の「センシュラミオ」は高価ながら密着力が良いとの声や、アルケア社の「ユーケア」を安価なため長年使用しているという意見も出ました。
- アクセサリー類: 面板の周りに貼る保護テープとして、高価なコロプラスト製品から安価で性能の良い「ムーバル」に切り替えた経験が共有されました。ストーマ周囲の窪みを補うためのリングなども活用されています。
- 価格と自己負担: 装具の自己負担額は、使用製品やアクセサリーにより月3,000 円〜4ヶ月で 24,000 円など、個人差が大きいことが明らかになりました。販売店担当者より、各メーカーで段階的な値上げが行われており、特にユーケアは4 月から値上げされたとの情報が提供されました。
日常生活における課題と工夫
- 外出・食事の管理: B さんは外出の前日から絶食し、完全に腸を空にするという徹底した管理を行っています。
- 装具交換の工夫: B さんは、交換の 10時間前から絶食し、5 時間前に牛乳を飲んで腸内を空にするという独自の経験則を共有。これにより、交換中の排泄を防いでいます。
- 入浴: 浴槽に入ると体温で排泄が促される経験から、冬でもシャワーのみで済ませているという工夫が語られました。
脱腸(傍ストーマヘルニア)に関する相談
C さんから、ストーマの周囲がお椀状に膨らんでくる脱腸の症状について相談がありました。医師からは手術(メッシュで補強)の選択肢も示されていますが、どのタイミングで踏み切るべきか悩んでいるとのことです。過去に同様の症状で手術し改善した事例も紹介され、ヘルニアの進行度合いを見ながら医師と相談を続けることの重要性が確認されました。
医療機関・公共施設での課題
- 病院での経験: ストーマケアに不慣れな看護師に当たることがあり、患者側が指導する場面もあるとの経験談が共有されました。また、入院中にトイレが長引くと他の患者から急かされるなど、気苦労が絶えない状況も語られました。
- オストメイト対応トイレの問題点: 多くのオストメイト対応トイレで、汚物を流すための洗浄水の水圧が弱く、トイレットペーパーが流れきらないという共通の問題が指摘されました。これにより、複数回流したり、ペーパーを別の便器に捨てに行ったりする手間が発生しています。
使用済み装具の廃棄方法
- 基本ルール: 原則として燃えるゴミで出せますが、自治体によりルールが異なるため、役場への確認が推奨されました。
- 廃棄時の工夫: 廃棄時には袋に穴を開け、ゴミ収集時の破裂を防ぐ工夫が重要であると指摘されました。また、新聞紙で包んだり、おむつ用の防臭袋を活用したりする事例も紹介されました。
将来への不安と対策
- 寝たきりになった場合のケア: A さんから、自身が寝たきりになり装具交換が自力でできなくなった場合にどうすればよいか、という切実な不安が提起されました。家族(妻)はストーマを見たことがなく、頼れないと考えているとのことです。
- 考えられる支援: 参加者からは、訪問看護や訪問介護、地域の生活支援センターなど、外部の専門サービスに相談するという案が出されました。
- ポジティブな視点:介護者側から見れば、おむつ交換よりもストーマ管理の方が衛生的で負担が少ない可能性もある、という前向きな意見も出されました。
トピックス
令和 8 年 4 月より佐々町にて消化器系袋が10,000円泌尿器系袋が13,000円に増額されました。これで増加された市町村は 4 つになりました。今後も根気強く増額の要望書を提出していきたいと思います。
事務連絡
年会費のお振込みを5月中にお願いいたします。
振込先
十八親和銀行 東長崎支店
公益社団法人日本オストミー協会 長崎県支部
普通 口座番号 148592
少ない会員数でですが皆様から頂いた年会費で活動を行っています。
この支部だよりは赤い羽根共同募金の助成金を活用し作成されています。皆様から頂いた助成金です。大事に使わせて頂きます。


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